夏の訪れを知らせる京都の祇園祭り。毎年テレビのニュースでは見ていたのですが、今回お付き合いのあります京都のお料理屋さん”招猩庵”松本さんの声かけで祇園祭を観るのではなく、参加させて頂きました。
祇園祭りは前祭・後祭と別れているのですが、私たちが参加させて頂いたの「曳き初め」と言う行事です。
「曳き初め」と言うのは、山鉾巡行に向けて建てられた鉾や曳山が、きちんと動くかどうか試運転をすることだそうで、山鉾巡行以外で実際に動くところを見られるのは、この曳き初めのときだけだそうです。
地元の方の先導で連れてきていただいたのは、長刀鉾。
『長刀鉾ではお稚児さんも搭乗し、「稚児舞披露」で見られた「太平の舞」により、曳き初めが無事に行われることを祈ります。』
※HPわかさ生活さんより文章を引用。
曳き初めの魅力は私たちのような観光客・一般の人も鉾を引くことが出来るんです。
鉾を引くに当たり、関係者の方より詳しい説明も頂き本番では”女性の参加は禁止!”だそうで、この曳き初めはそう言った意味でも貴重な体験が出来るものでした。
綱を取るために1時間ほど待ち、お祓いを済ませて合図で綱をつかみ、”エンヤラヤー”の掛け声で一斉に引きます。
想像以上の速さに、引きずられるようにして綱をもっていました。
そして、これも初めて見る光景だったのですが、鉾が通る際障害となる信号は横に移動されるのです。
珍しい光景に思わずシャッターをカシャリ!
季節感の少ない生活を送るせいか、祇園祭に参加出来たことは本当にうれしく、貴重な体験をさせて頂きました。
松本さん・前田さん本当にありがとうございました。